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フィラリア予防について

2025年4月11日

こんにちは! 春を感じられる季節になりましたね。 皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、暖かい季節になり、「蚊」がだんだん増えていく時期になっていきます。

本日は蚊が媒介する「フィラリア症」について少しお話ししたいと思います。

フィラリラ症とはフィラリアと呼ばれる寄生虫が心臓や血管に寄生することで、血液の循環障害を起こす病気です。

ワンちゃんだけでなく、ネコちゃんにも寄生します。

フィラリア症に感染すると、感染初期は無症状ですが、日が経つにつれて

・咳が出る

・元気・食欲がない

・呼吸困難

・血尿

などの症状が出てきます。

一度かかると治療が難しい病気で、最悪の場合死に至ってしまう、とても恐ろしい病気です。

フィラリア症にかからないためには予防がとても大切です!

予防自体はとても簡単で、ワンちゃん、ネコちゃんともに1ヶ月に1回の予防薬の投与で予防完了です。

ワンちゃんは投薬前にフィラリア検査が必要になります。

ネコちゃんの場合は以下の理由で、フィラリア検査は必ずしも必要ではありません。

* 単数の寄生が多く血液検査をしてもわからないことが多い。

* ミクロフィラリア血症になることは稀。なったとしても、その数が少ない。

そのためミクロフィラリアの駆虫に対して、副反応は毎月の予防ではほぼ認められません。

当院ではフィラリア予防期間として5月〜12月を推奨してます。11月、12月も?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、フィラリア予防薬は蚊に咬まれないようにするお薬ではなく、蚊に咬まれて体内に入ったフィラリアの子虫を駆虫するお薬です。

蚊が媒介して体内に入ったフィラリアの子虫は、最初はワンちゃんの皮膚や筋肉にとどまっていて、1〜2ヶ月すると血管に移動します。予防薬は血管に移動してきた子虫に効果がある薬になっていますので、12月まで(10〜11月頃に蚊に咬まれて感染した子虫が血管内に移動してくる12月まで)投薬の必要があります。

予防をしっかり行なって、大切なペットたちの健康を守っていきましょう!

当院では毎年ご好評頂いている、春の予防プランを引き続き実施させていただいております。

こちらはワンちゃんのみですが、ネコちゃんの予防プランも随時行う予定ですので、詳細をお待ちください。

寺尾赤塚犬猫病院

寺尾赤塚犬猫病院

横浜市鶴見区北寺尾5-6-21
(無料駐車場8台あり)

TEL 045-585-5575

下末吉赤塚犬猫病院

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